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16.マージャンの勧め(平成16年9月吉日)
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昨今では、あまり麻雀は流行らないようですが、私の学生時代はとても盛んでした。もちろん、雀荘で打つとか、なかには大きなレートで賭ける学生もいました。しかし、多くは仲間うちで場所代もかからず、勝っても負けても同じ人の間で動くだけですから、最もお金のかからない遊びだった訳でございます。
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私が熱心に麻雀をしたのは、大学時代の2年に満たない期間でした。なぜ、あれほど麻雀がしたかったのか、今では不思議な気がします。しかし、麻雀のメンツが集まらない時ほどイライラすることはありません。勝つ時は、なぜ思うように牌が入ってくるのか。そして、負ける時は、なぜ吸い込まれるように当たり牌を振ってしまうのか。よし次は必ず勝つぞと力んでも、どこまでも負け続けることもたびたびございました。
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そして麻雀というのは、終わった後の爽快感とか充実感がありません。勝てば確かに嬉しいのですが、負けた時の疲労感は大変なものです。勝ち逃げはできず、負ければムキになります。それに麻雀は、性格の悪い面がもろに出てしまうので、麻雀で親友ができたとう話を聞いたことがありません。負けて雀卓を引っくり返した友人もいました。麻雀は4人でしかできないので、無理に人を誘うこともしばしばございます。
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麻雀をほとんど打たなくなった今でも、麻雀から学んだことを忘れることはありません。それは、長い目で見ると必ず確率的に集約されること、可能性のあることは何事も起こりうるということ、そして場には必ず流れがあることです。それは現実の生活に対処するとき、私の考え方の基本になっていることなのでございます。
掌中のアート
午後5時55分
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