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11カラオケの勧め(平成16年4月吉日)
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カラオケが流行りだした昭和の時代、自分は絶対にカラオケなどするものかと思っていました。しかし職場の先輩に誘われて、断ることができませんでした。その頃は、まだカラオケ・ボックスはなく、スナック・バーにカラオケが付いているような所です。気がつけば、マイクを離さぬ自分に驚いたのでございます。
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中学・高校時代は、友人達と歌謡曲とかフォークソングなどをよく歌ったものです。「歌謡ベスト10」は必ず見ていて、2〜3回聞くとだいたい覚えていました。今では、何回聞いても覚えられる曲はありません。大学時代には、同じ下宿にギターの得意な友人がいました。どんな曲でも伴奏してしまう才能の持ち主なので、そこに人が集まり、いつまでも歌い続けたのです。それでも、最初はカラオケに抵抗がございました。
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でも実際にカラオケの伴奏で歌ってみると、思っていたほど暗さもなく、むしろ笑うことの方が多いのです。昔の歌がこんな歌詞だったのかと再発見することがあります。人が歌っているのを聞いて、こんどは自分でも歌ってみようと思うこともあります。2〜3時間もノドが枯れるほど歌って、運動した後のように気分爽快になるのはなぜでしょう。ふだん抑えている感情を思い切り込めて歌うとストレスが解消されるのでございます。
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カラオケがあたりまえになると、友人を誘いながらも自分が歌うことばかりに集中していて、人の歌などは聞いていません。ですが、そんな状況はとても今日的であり、私は「カラオケの時代」という風に今の時代をとらえて来ました。たとえ軽くとも、どんどん自己表現してゆく。そんなに上手くなる必要もなく、自分が楽しめることをすればよい。そんな時代なのでございますから。
掌中のアート
午後5時55分
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