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不意に眼鏡のフレームが目に止まって、視力が良いにもかかわらず店員に誘われるままに目の検査をしました。まだ大学に入った頃のことで、視力は2.0もありました。「少し左目が乱視です」と言われ、「それで目が疲れやすいのだ」と眼鏡(サングラス)を買う自分への理由を見つけたのでございます。 |
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ローデンストックの金縁眼鏡は結構高かったけれど1日中かけていても気にならない程よいモノでした。いきなりサングラスをかけ学校に行ったものですから、友達にはイヤミを言われたりしました。しかし実際してみて分ったことは、すごく疲れにくくなったのです。それは、乱視が矯正されたこともあるのですが、サングラスで光を押さえることにより随分楽なのです。それに、人が避けてくれるという意外な効果もございました。 |
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3~4年の間その眼鏡を愛用していましたが、引っ越しの時に無くしてしまいました。その後、十数本のサングラスを買いましたが、最初のフレームを超えるモノはありません。無くしてからは、あまり高額のモノが買えなくなったこともあります。デザインが飽きることもありますし、忘れて無くすことや、落として自分で踏んでしまったこともあります。それでも、サングラスを使い続けて30年近くになるのでございます。 |
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最初は「カッコつけ」のために買ったのだと白状しましょう。紫外線のことなど誰も問題にしていない頃です。しかし、今でも視力を1.2にキープしているのは、サングラスのおかげだと思っています。紫外線が肌に悪いと気にする女性が増えている昨今でございますが、目にとっては更に良くないのではないでしょうか? |
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