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32 マッサージ・チェアーの勧め (平成18年1月吉日)
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仕事の疲れが溜まり、ヘロヘロになった身体で電器屋のエスカレーターを上っている時のことです。5階のパソコン・コーナーに行く途中で、前方のマッサージ・チェアーが目に入りました。ちょっとマッサージでもしようかと思い、勧められるままにドカリと身体を預けました。「シューシュー」と空気の抜ける音が聞こえます。なにやら聞いたコトもないメーカーの商品でしたが、あまりのキモチよさに眠りそうになったくらいでございます。

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店員の説明によりますと、マッサージ・チェアーの専門メーカーで技術が違うとのことです。確かに仕組みも値段も違います。普通のマッサージ機は、ローラーのようなモノがゴロゴロ動いて指圧のように力をかけます。その方法だと筋肉が痛んでしまい毎日のマッサージは身体に良くないと言います。しかし、そのマシンは全て空気の圧縮でマッサージするので毎日でも大丈夫だとか。「毎日お使いになるのであれば、お安いのではございませんか?」とは、私に対する殺し文句を良く知っています。

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指圧は筋肉などを少し痛めて、それを直そうとする身体の働きを利用します。つまり、いったん叩いた後の反発を誘導する訳で、治療や健康法によくあるやり方です。ですから、叩き過ぎれば当然それ自体が傷つく訳です。俗に言う「モミかえし」というのはそういう状態です。揉んだときにキモチよく感じるのは、揉んだ後の効果を身体が覚えるからで、初めて揉んだ人のほとんどは痛がります。しかし、時間をかけて筋肉が痛まない程度に圧迫しますと血行が良くなり、それで身体が温まり疲れが取れるのでございます。

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もう8年ほどマッサージ・チェアーを寝る前に使い続けています。10分くらい経ちますと寝てしまうこともあります。同じころ買ったパソコンは、同じくらいの値段で、もう既に買い替えました。私の買ったマッサージ・チェアーは故障もまだしていませんし、これから10年は使えそうでございます。確かにお買得だったのかもしれません。

掌中のアート
午後5時55分
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