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48 ナポリタンの勧め(平成19年5月吉日)
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ナポリタンとはトマト味のスパゲティーのことですが、本場のイタリアにそんなパスタがないのはご存じと思います。もちろん名前の由来と思われるナポリにもありません。数年前、南イタリアへ旅をしました。幾つかの観光地を廻り、ナポリにも寄りました。♪ナ〜ポリ〜と誰もが知っている歌を口ずさみながら・・・。しかし、歌のイメージとあまりに違う街の喧噪と汚れに驚いたのでございます。

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北と比べると南イタリアは物価が安く、太陽をたっぷり浴びた果物はビックリするほどの美味しさです。反面、観光客に親切な土地ではありません。もちろん、北イタリアにはない旅の醍醐味があるからこそおもしろいのです。旅の途中、ナポリ近くの小さな島で食べたトマトソースのスパゲティーに出会って、これが「ナポリタン!」と思わず唸ってしまいました。トマトと太めの麺とバジルだけのシンプルなものです。小さく濃密な干しトマトを使っています。それぞれの素材が本物だとこんな味に! 日本の蕎麦やうどんを思い出したのでございます。この味をなんとか再現したいと考えた日本人が「ナポリタン」を発明したのではないでしょうか?
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以来、私も自分のナポリタンに挑戦しています。ベースはイタリア産の缶詰を使いますが、それだけだと酸味が足りません。そこでフレッシュトマトと合わせるのです。しかし、まだ味が淡白なので、トマトケチャップを入れ濃厚さを出します。好みですが、明石のタコを使うと旨味が出て感動的な味です。タコが高いと思われる人には、モンゴイカのゲソがお薦めです。バジルは安い苗が売っているので育てましょう。それでも、イタリアで食べたトマトソースのスパゲティーには遠く及びません。しかし、自分流のナポリタンという別なものとして楽しんでいるのでございます。
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和風の「ナポリタン」は、フランス料理でナポリ風をナポリタンと言ったことが由来で、アメリカから入って来たのだそうです。トマトであれば、ミートソースの方が今では人気でしょうか。いずれにしても、しっかり煮込んでトマトの味を引き出すのがポイントです。それとオリーブオイルはケチらずにイイ物を使いましょう。なんでも日本風にアレンジしてしまうのが日本人の才能でございます。あなたも自分好みのナポリタンにチャレンジしてみませんか。

掌中のアート
午後5時55分
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