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左袖についた一足の靴下。そう、MLBレッドソックスのシンボルは赤いソックスです。猛者どもが揃ったチームに、なんで靴下なのでしょう。ホワイトソックスも同じで、前身のチームが赤いソックスを履いていたことが理由らしい。赤い帽子でも良さそうですが、ソックスというのがイイですね。タイガースやジャイアンツなんかよりオシャレです。強いチームだけに、よけいに引き立つ気がするのでございます。 |
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私の通った高校では、水泳大会の種目に潜水がありました。息を吸わずに泳ぎ、距離を競うのです。その種目に参加する何人かは、赤いフンドシを着ける変な伝統がありました。ちなみに、同級生が75mで優勝したのです。ところで、闘牛士が揺らす赤い布に突進する牛ですが、実は色盲です。赤い色に興奮するのは、人間の方なのです。日本サッカーの公式ユニホームはブルーが選択されました。赤は韓国の他にもたくさんあります。ワールドカップの過去の統計では、赤の方が青より僅かに勝率が高いそうです。 |
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赤は目立つ色ですが、身体に及ぼす影響として血管を広げ血圧を下げる効果があります。勘違いしている人が多いのですが、青は血管を収縮させ血圧を上げるらしいのです。ということで、体を使うには赤を、頭を使うには青が良いようでございます。むかし、赤は伝染病を治す色と信じられた時代もありました。女性の腰巻きでピンクや赤が使われたのも、足腰を暖める効果があるからでしょう。還暦祝いの赤いチャンチャンコには魔除けの意味があるそうです。歳をとると血流が悪くなるので頷けますね。 |
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イチローや松坂が出る試合を楽しみにしている私は、大リーグファンというよりも日本ファンでしょう。しかし、日本人ピッチャーが3人も名を連ねているだけでなく、レッドソックスには個性的な選手が多く、しかも強いので好きなチームです。もう60歳が遠くない私は、もともと足腰が冷える体質なのです。今まで赤い衣服は一つも持っていませんでしたが、赤い靴下を履こうと思う今日この頃でございます。 |
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