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過去に戻ってやり直したい。と思うことは、ほとんどございません。小さい頃は世界が狭く、思い出すのは嫌なことばかり。若い頃というのは、無駄ばかりが多くて余裕もありませんでした。数ある失敗の一つを変えることができたとしても、結局は同じようにつじつまが合ってしまうような気がするのです。同じことを繰り返すのは、うんざり。未来は、分からないから良いのではないでしょうか。 |
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ただ一つの後悔。それは、歯を大切にしなかったことです。子供の頃は、ほとんど歯を磨きませんでした。おまけに甘いもの好きだったので、早くから虫歯だらけ。虫歯になりそうなところは全て金属が詰めてあります。それが何年も経つと外れることがあり、何度も詰め直した所もあるのです。更に、丁寧な歯磨きをしなかったので、20代でひどい歯肉炎になりました。それで危機感を持ち、医者の指導で歯磨きを始めたのでございます。電動歯ブラシを使い始めたのは、40歳に近い頃だと思います。 |
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日常的にガムを噛むようになってから10年は経つでしょうか。キシリトールガムを車や鞄に常備して、食後や眠気覚ましとして噛むようにしています。キシリトールは天然の甘味料で、それ自体は虫歯を予防する効果はないようですが、唾液を出すために予防効果は大きいのでございます。ガムを噛むきっかけは虫歯のためばかりでなく、成長期に良く噛まずに弱くなった顎を少しは強くしたいと思ったのです。小さい時に右側の虫歯をそのままに、ずっと左側で食べたのが癖になり、顎も曲がっています。 |
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残念ながら、ガムを噛む見た目の姿は良くありません。タバコの害はあまりにも多いのに、見た目はカッコいいのです。もっとタバコを高額にして、ガムはずっと安くしてほしいものです。人間とは不思議な生き物で、良いコトより悪いコトを好むところがあります。だから、若いというのが嫌なのです。おじさんになったらチョイ悪ぶっている場合ではありません。カッコよりは、マナーでございましょう。 |
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