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49アイドルの勧め(平成19年6月吉日)
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88 ユメの続きの薦め (平成22年9月吉日)
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とても気分のよい夢から途中で目覚めてしまった時、夢の続きを見たいと思ったことはありませんか? 私の記憶では、これまでに数えるほどしかないので、10年に一度の夢の話でございます。といっても、夢の中身はたわいないもの。要は自分の感情であって、具体的な行為とは直接関係ないように思われます。例えば、女性と二人で階段をゆっくりと無言で登り続ける夢は、本当に幸せな気持ちでした。

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よく見る夢は、トイレを探しているのですが、肝心のトイレに入ろうとすると何かの事情で邪魔されるのです。朝は、おしっこが溜まっているためです。似たものでは、家に帰ろうとしてたどり着きません。若い頃は、魚を捕まえる夢を度々見ていました。これなどは、フロイトの夢判断による性的な願望といってもよいでしょう。小銭を次々に拾う夢もなにかの願望でしょうが、そのような夢は幸せな気分ではありません。私の経験では、起きたことを悔やむほどの夢というのは滅多にないのでございます。

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私の敬愛する建築家が、夢で見た建物を記録し、夢の建築について本を出版しています。夢の場所から、なんらかの意味を見いだそうとするもの。不思議に思うのは、私の夢の場所は全て知らない場面なのに、その建築家は具体的に経験した場面を見ているのです。私の夢に出てくる人物の多くは知り合いです。知人はほとんど出てこないと言う人もいますので、自分に関心の深いものが選ばれているのでございましょう。車を運転する夢をよく見ましたが、実際に運転を初めると見なくなりました。

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忘れられないのは、子供の頃の体験。ガンで亡くなったお婆ちゃんが、息を引き取った前日に朝起きて「天国に行ってきた」と言ったのです。夢で天国を見たらしく、花咲くとても美しいところだそうです。胃がんの痛みに耐え、壮絶な末期を過ごしていたのに、最後は幸せな夢を見たのでした。そうすると、悪い夢ばかり見るというのは、きっと幸せな日々を過ごしているからに相違ございません。

掌中のアート
午後5時55分
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