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94 ジャッキー・チェンの薦め (平成23年3月吉日)
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いちばん好きな映画はと問われると困ります。最も回数を重ねたのは『スターウォーズ』で、シリーズでは『男はつらいよ』です。監督でいえば黒澤明。1本の映画で、最も衝撃を受けたのはブルース・リーの『燃えよドラゴン』でしょう。しかし、俳優で言えばジャッキー・チェンがいちばん多いのではないでしょうか。『酔拳』では『燃えよドラゴン』に負けないくらい夢中になったのでございます。

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ブルース・リーは言わずと知れた伝説の武術家です。初めて見る肉体の美しさ、動きの見事さ、声の異様さなど全てが鮮烈でございました。特に『燃えよドラゴン』は、映画としても完成度が高く、始まりの部分は「禅」の教えを使っていますが、構成もしっかりしています。比べて、ジャッキー・チェンは『燃えよドラゴン』にエキストラとして出演していたのです。リーが主演した映画は数本しかありませんが、チェンは数えられぬ程です。リーを金に例えるとチェンは銀の輝きといえるかもしれません。

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もうお分かりでしょうが、アクションや笑いのあるエンターテイメントが好きで、SFでも時代劇でもOK。チャップリンやヒッチコック、それにスピルバーグもほぼ観ています。嫌いな映画というと、驚かすだけのホラー、雰囲気だけのヒューマンドラマ、泣いてくださいみたいなのも苦手でございます。B級でも、テレビで放映しているとつい観てしまうのが、スティーブン・セガールの「沈黙」シリーズ。日本で学んだ合気道の技を使うところが渋い。そのように並べてみると、まったく男臭い好みです。

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ジャッキー・チェンの映画と言えば、まず思い浮かぶのは『プロジェクトA』でしょう。最近観たのは84年版のリメイク『ベスト・キッド』で、ウィル・スミスの息子ジェイデンが主演した楽しめる作品。さほど期待していなかったので、少し控えめなチェンに改めて魅力を感じたのでございます。いまさら言うまでもないのですが、命がけで危険な役をこなし、枯れることなく演じ続けるチェンに脱帽です。

掌中のアート
午後5時55分
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