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98 マンガ・アニメの薦め (平成23年7月吉日)
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ここで、私がマンガやアニメを持ち上げても意味はないでしょう。今や、日本の文化を代表するものの筆頭になった感がございます。これまで書きにくかったのもそんな事情からです。私も大学生くらいまでは、マンガばかり読んでいました。小説などは、わずかしか読まず、週刊マンガを楽しみに過ごしていたものです。ところが、週刊を読まなくなり、やがてマンガはほとんど手にしなくなりました。

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特に熱中したのは、中・高生の頃でした。といっても、その頃どこにでもいたマンガ好きの少年です。『週刊少年マガジン』では、ちばてつや“あしたのジョー”川崎のぼる“巨人の星”永井豪“デビルマン”『少年サンデー』は、赤塚不二夫“天才バカボン”古谷三敏“ダメおやじ”少し後の『少年チャンピオン』は、手塚治虫“ブラック・ジャック” 山上たつひこ“がきデカ”といった連載を心待ちにしていました。他にも“アゲイン”や“タッチ”など、好きなマンガを上げたらきりがございません。

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アニメを初めてテレビで観たのは“ポパイ”でございました。その後は、もちろん“鉄腕アトム”“鉄人28号”“エイトマン”などに夢中でした。しかし、テレビでアニメを観なくなったのは、マンガよりも早かったかもしれません。代わりに、映画でアニメを観るようになったからです。当然“ディズニー映画” は好きですし、宮崎駿の“となりのトトロ”には驚かされ、大友克洋の“AKIRA”も凄かったです。自分の世代なのに、空白になってしまったのは“銀河鉄道999”と“機動戦士ガンダム”です。

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若いファンでも、古典文学に親しむように、私の上げたマンガ・アニメを今も観ているかもしれません。残念ですが、年を重ねた私は現在の名作を読むことができません。たまにチャレンジしても、気持ちがのってゆかないのです。スポーツでもそうですが、リアルタイムに観ることが最も楽しいことです。先が見えない、価値が定まらない時こそ、自分の本当に好きなモノが見えているのでございます。

掌中のアート
午後5時55分
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